音に関して

荷物、車載工具、スペアタイヤ等が振動したり、内装が振動して音が出るケースが多いので確認してください。
また純正に比べ、サスペンションの硬さが変化することにより、内装やスライドドアやバックドアが振動し、音が出る事があります。
左右から同時に音が出る場合は弊社製品以外が原因になっている可能性が高いので、取付や締め付けの点検、その他社外部品や車体側の点検を行ってください。
社外スタビリンクや補強パーツ等が原因になっている場合がありますので純正に戻して様子を確認してください。

点検および交換作業はお客様ご自身では対処せず、必ず取付店または専門業者に依頼してください。

フロント偏

  • アッパーマウント無しで購入し、純正を組み替えて装着した場合は部品の組み間違いによる原因がありますので点検してください。
  • スプリングの線同士が接触して音が発生する場合があります。サイレントチューブを巻くと音を小さくすることができますので弊社までお問い合わせください。
  • 車高調整した場合、調整方法の間違いが原因になっていることがありますので取扱説明書をご覧のうえ、点検してください。
  • ステアリング回転時に出る音はスプリングの座りが原因になっている場合があります。馴染めば音は出なくなる事もありますが、スプリングを180度回転させると解消される場合があります。
  • ギュッギュッと鳴っている場合、純正アッパーマウントのゴムが原因になっていることがあります。馴染めば音は出なくなる事もありますが、ボンネットを開けてエンジンルーム奥にあるアッパーマウントのゴム部分に潤滑スプレーを吹き付けると解消される場合があります。気温が下がるとゴムが硬くなり音が出てくることもあります。

リア偏

リアショック取付ボルトの締付け不足が原因での異音
取付部の形状が純正ショックと異なるので締め付けが弱いと異音が発生する場合があります。しっかり締め付けが出来ているかメガネレンチ等で確認してください。
規定トルクをかけたつもりでもトルクレンチの公差によって締め付けが足りていない場合が多くあります。
工具ではトルクをかけにくい場合もあるのでその場合は乗用車用インパクトレンチでしっかり締めてください。

下側からジャッキ等で上記図の矢印部分が2~3センチ縮んだ状態にして上側17mmボルトをしっかり締め付けてください。

リアショック取付部から異音がする場合、ダンパーアッパー取付17㎜ボルトを締付トルク:100N.mで締めた後、メガネレンチ等で10°~15°増し締めを行ってください。

締め付けても改善されない場合、リアショックを左右入れ替えてどこから音が出ているか確認してください。
例として、左から出ていた音がショックを付け替えて右から出るようになったらショックやブラケットに原因がある可能性がありますので弊社までお問い合わせください。特に大口径ホイールを装着している場合は足回りへの負担が大きいので緩みやすかったり音が出ることがあります。

ミニバンで多いのはスライドドア周りやバックドア周りからの音です。新車でノーマル状態の車輌でもコトコトと音が出る事例が多数確認されています
マンホールなどの段差を超えた際やコンビニなどに入る際、歩道の段差などを超える際や交差点を曲がった際など、リア周辺から音が出ることがあります。
各地のディーラー様でも同じ症例を多数確認済みなので、お近くのディーラー様にお問い合わせください。

アクシススタイリングで音を解決した事例

スライドドア内側、ボディ後方の上部についているゴムブッシュにガタツキがあり、走行時にカタカタ・コトコト鳴る

ゴムブッシュを揺らすとガタがあったので、ガタが無くなるように下図のようにゴムブッシュが当たる部分にガムテープを10枚ほど重ね貼りして検証してみると音が消えました。

同じ原因で音が出てゴムブッシュの交換で解決したとの報告が多数届いております。

他にはスライドドアのヒンジにグリスアップして解決したケースもございます。(グリスが馴染むまで多少時間が掛かる場合がございます)

ドアキャッチのグリスアップで解決したケースもございます。(グリスが馴染むまで多少時間が掛かる場合がございます)

ギシギシ音やギュッギュッ音がバックドアから出る場合があります。
バックドアストッパーが当たるゴム部の潰れや当たりが原因になっている場合があるので、ゴム部にグリスを塗布してください。
ストッパー側に塗布するのも効果的です。
またバックドアダンパーの取付部への塗布も効果的です。

リアガラスのサンシェードがフックにしっかり掛かっていないとカタカタ音が出ます。

ディーラー様のお話によると上記以外にも考えられる原因が多数あるそうですが、車両によって原因が様々なのでお近くのディーラーに現車を持ち込んで相談するのがベストとの事です。

30系アルファード・ヴェルファイアのハイブリッド車で、リアスタビライザーの向きを間違った状態で固定し、異音が発生した

黄色で記したスタビライザーが図のように車両後方を向くように組むのが正しい向きです。
車両前方を向いてしまうとスタビライザーがドライブシャフトに接触し異音や破損の原因となります。

スプリングアジャスター取付不良による異音
旧タイプの30系アルファード及びヴェルファイアの一部製品でアジャスター上に純正ゴムシートを使用しますが、アジャスター内径とゴムシートが窮屈で入りにくい場合がございます。 正しい向きで入れば車重でしっかり座るのですが、ズレているとうまく座らずに異音が発生する場合があります。純正ゴムシートの内側面にグリス等を塗布して組むとスムーズに入りやすくなります。ロアアームをジャッキ等で上げてスプリングを縮めていく際に、まっすぐ座っているか確認しながら作業を行ってください。

音に関しては様々な原因が考えられます
直進時、ステアリング回転時、低速時、中高速時、様々な状況があります。
上記を全て点検しても改善されない場合は、お電話いただけますとより詳しくご説明できると思います。

\お問い合わせはこちらへ/

093-472-8858

受付時間:月~金 10:00〜17:00